釜山

高校時代の友達と釜山に行きました。それも年末から正月にかけてフェリーでいくという旅です。高校時代は山口県の下関で過ごしたので、下関から行く釜山です。距離にすればほんの少しです。それでもフェリーに乗るのは博多からでした。博多に夕方に着き、まだ時間があるので居酒屋にはいります。ひとしきり食べて飲んで、いい気分でフェリーに乗り込みます。フェリーが岸を離れると博多の夜景が海にひろがり美しい限りです。このフェリーはお楽しみがあり、海上でしばらく停泊します。ある時間を待っているのです。そうです、新年のカウントダウンです。日本から韓国へ向かう海上で迎える新年は格別なものがあります。サン、ニー、イチと午前0時の時報とともに、花火がうち上がりました。ちょっとロマンチックな演出です。釜山旅行のハイライトはこの瞬間だったのかもしれません。花火をみながら寒い外で飲むビールは震えました。釜山には朝方につきます。港の風景も日本とさほど変わらず、海外についたという感慨はうすいというのが実情です。まずはホテルに向かいます。ホテルは歴史があるらしく中々の威厳がありました。荷物をおいてさっそく釜山の街を見学です。市場ではごちゃごしゃと店が並び、昔の昭和の風景でした。そのなかで魚が水槽で泳いでいる店がありました。そこでは、指名した魚をそのばでさばいて出してくれるということです。安いのでみんなが口々に魚をたのみます。タイやヒラメやウニ、アワビ、かさご、かんぱち、ぶり、はまち等々。本当にこんなに食べられるのとうほど頼みました。しばらくすると刺身、焼き物、揚げ物、キムチ混ざりなど、次から次へと運ばれてきました。最初は感激して食べ続けていたのですが、さすがに後半はみんな無口になり、もう無理、もう無理といいながら、ハシの動きがにぶくなりました。しかしそんな我々をあざ笑うように、延々と料理が運ばれてきたのでした。もちろん残してしまったのは言うまでもありません。釜山は特別観光する場所はなく、高い展望台があったのでのぼりました。特に印象にはのこっていません。問題は夜です。やはり韓国ですから、韓国料理を堪能しようと夜のまちにくりだします。飛び込みで入ったお店は正解でした。肉のおいしいこと、野菜の、キムチの、ナムルの、プルコギのすべておいしいこと。昼間あれだけ食べて後悔したのに、みんなハシが止まりません。アルコールの勢いもあり、プロレスラーか相撲取りのように食べまくり飲みまくりました。